「土地探し」とよく言いますね。
家づくりにあたりまずは土地を探すところから始める方も多いと思います。
でも本当に土地って”探す”もの?ちょっと考えてみましょう。

✓ 探す=どこかに在るはずのものを見つけ出そうとする行動をする

確かにそうなんですがちょっとニュアンスが違う気がします。土地は見る人によって、見方によって価値がかなり変わるものだと言えます。

例えば公園のそば。
人によっては緑がたくさんあって気持ちが良いねと感じても、ほかの人から見るとちょっとうるさくて良くないね、とか。

あるいは高台。
日当たりもいいし人目が気にならないね、と見るか荷物の出し入れが大変、と見るか、など。
そしてその価値をどう評価するかによって価格が設定されます。
より多くの人がいいと思うような土地の価格は高くなることが多く、なかなか思った通りには進みません。
漠然と情報を検索しているだけでは理想のゴールには近づきません。

✓ 選ぶ=二つ以上のものの中から、目的にかなうものをえりわけ、また、とり出す

こちらのほうがしっくりきます。
「こんな暮らしがしたい」という自分の思いや価値観にあったものを見極めて選び出すことが大切です。
そのために重要なことは選び出すために”自分たちにとって必要な正しい情報”を手に入れ、そして間違いのない選択をしていくことです。
その備えをしっかりすることが家づくりの第一歩になります。
ではどんな情報が必要になるのでしょうか?来月はそのお話をさせて頂きたいと思います。

記:スタッフ 遠藤 誠